いよいよ誕生?、エスケーティーエイチ
2019/02/19
スズケンと東邦薬品の統合に向けて新たな動きが出てきた。
2/18付で、両社が同様の文面にて「協業に関するお知らせ」をプレスリリースした。
協業に関する合意の内容にあるのが、後発品流通における共同展開、スペシャリティ品流通における共同展開、顧客支援システム共同利用だ。
スペシャリティ、顧客支援の2事業については、両社が既に持つ機能へ相互出資することが明らかになった。
後発品事業については4月1日付けで、両各社50%出資による後発品関連の新会社設立が発表された。
以前のブログで書いたように、2社の統合はさらに具体的なものへと近づいた。
関連ブログ
・SKTHホールディング
・ジェネリックの共同配送①
・ジェネリックの共同配送②
・羽田空港からの帰り道
今後の展開が非常に気になるところだが、真の意味でシナジー効果を発揮するまでには2〜3年は掛かるだろう。
今後の展開を占うに当たって、鍵となるファクターを整理しておく。
■協業する製薬メーカー
・共創未来ファーマ
・三和化学
・東和薬品
・その他
■物流スキーム
・エスディロジ
・東邦薬品買収の後発品販社
・メーカー物流(ダイナベース、名南物流センター)
■販売チャネル
・ファーマクラスター
・薬局共創未来
・ファーコス
・エスマイル
・その他公表されていない企業