薬局とフォーミュラリー 10の関わり方

2019/03/03

先日示した薬局によるフォーミュラリーへの積極的な関わり方について、更に頭を絞って考えてみた。(参考:2/26フォーミュラリーは薬局に関係ない?

一部、机上の空論として批判を受けるアイデアもあると思うが、素人意見ということでご容赦いただきたい。

①病院フォーミュラリー策定支援
②クリニック医師の処方リスト(院内フォーミュラリー)策定支援
③保険者フォーミュラリー策定支援
④地域フォーミュラリー策定へ関与(地域薬事委員会への参画)
⑤アカデミックディテーリングによる地域フォーミュラリー伝導(地域基幹薬局)
⑥地域医療費(薬剤費)削減のコンサルテーション
⑦医師への処方提案時の根拠としてフォーミュラリーを活用
⑧汎用薬剤(成分)の将来的収束の方向性見極め(在庫整理、取引条件交渉)
⑨ポリファーマシー解消(同種同効薬の併用をエビデンスベースで縮減する)
⑩保険者指定のかかりつけ薬局として保険者フォーミュラリー推進


ここまで書いて気づいたのだが、このままでは少なくとも長期収載品、ジェネリックについてはMRの存在は不要ということになってしまう。いったい製薬企業はどのように関わろうといているのだろうか。

次回は製薬企業とフォーミュラリーに焦点を当ててみたい。

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