令和8年度薬価制度改革の骨子⑥ 〜最低薬価引き上げの但し書き〜

2026.01.03

令和8年度薬価改定で最低薬価が引き上げられる。

昨年12月24日に示された令和8年度薬価制度改革の骨子を見て、想定通りのシナリオを確認して次のアクションに取り掛かったか、但し書きを読み進めて糠喜びを悟ったか、それとも糠喜びに気づかないまま正月休みに突入したか。

三者三様の正月を迎えているに違いない。

私自身は、正月休み中に自社の乖離率を眺めながら頭を抱えていた部類に属する。

最低薬価について、引き上げる。ただし、令和7年度薬価調査結果において、前回の令和6年度薬価調査における最低薬価品目の平均乖離率を超えた乖離率であった品目は引き上げの対象外とする。



令和7年度の薬価調査結果によれば、最低薬価の平均乖離率は5%も改善されているが、製薬企業の仕切価政策によるものか、それとも医薬品卸が方針転換を図ったのか。

いずれにおいても、企業間で恩恵の強弱が鮮明になると考えている。

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