令和8年度薬価制度改革の骨子①

2025.12.28

12月26日、令和8年度薬価制度改革の骨子が示された。

個人的備忘と思考整理のため、改革項目を箇条書きした。




●新薬薬価算定方法
  1. 類似薬効比較方式における算定方法
  2. 革新的新薬の評価方法
  3. 原価計算方式における開示度の向上
  4. 原価計算方式における販管費及び一般管理費の計上
  5. 市場性加算(1)
  6. 規格間調整のみによる新薬の薬価算定における補正加算
  7. 標準的治療法に関する薬価改定時の加算の評価
  8. 外国平均価格調整の見直し
  9. 新薬創出・適応外解消等促進加算の見直し(制度名称、品目要件、控除、累積額の控除と薬価の下支えに係るルールの適用方法)
  10. 市場拡大再算定の特例の見直し
  11. 市場拡大再算定または持続可能性特例価格調整の類似品の取り扱い
  12. 希少疾患、小児の効能等追加に対する市場拡大再算定
  13. 薬価改定の際以外の再算定の実施頻度、適用方法、対応方法
  14. 再生医療等製品に対する市場拡大再算定

●追補関連の薬価算定方法
  1. 報告品目及び後発品への補正加算適用に関する薬価算定組織での検討

●長期収載品の薬価改定方法
  1. 更なる適正化
  2. 引下げの下限、円滑実施措置
  3. バイオ先行品へのG1の適用

●後発品の薬価算定方法・改定方法
  1. バイオAGの新規収載時の対応
  2. AGの新規収載時の対応
  3. AG・バイオAGの薬価改定時の対応
  4. 後発品の価格帯集約

●薬価の下支え制度の充実
  1. 最低薬価
  2. 不採算品再算定

●次期(令和9年度以降)薬価制度への持ち越し課題
  1. 医薬品流通に関する課題
  2. 販売包装単位の適正化
  3. イノベーションの適切な評価

●中間年改定の方向性

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