特別の料金の対象となる医薬品
2025.12.26
昨日の社会保障審議会医療保険部会では、OTC類似薬保険給付見直しの制度設計の方向性が示された。
資料として示されたのはあくまでも方向性のみであり、法改正を伴う当該制度の構築にはまだ少し時間がかかりそうだ。
同時に、特別料金の対象となる医薬品の成分一覧(案)が公表されたが、この選定基準が非常に興味深い。
「特別の料金の対象となる医薬品は、OTC医薬品と成分、投与経路が同一で、一日最大用量が異ならない医療用医薬品」
剤型ではなく投与経路。
一日最大容量が同一。
ここからヒントを得つつ、対策を講じなければならない。