OTC類似薬 自己負担の新制度予測①

2025.10.20

11月18日の朝日新聞に、「OTC類似薬、26年度中に自己負担の新制度実施へ 政府の経済対策」というタイトルの記事が掲載された。

記事によれば、社保審や中医協総会の場外で経済対策という名の下に、OTC類似薬の自己負担に関する制度設計が行われるとのこと。

仮に、OTC 類似薬が処方された場合に選定療養として自己負担が発生するとすれば、どのような計算になるのだろう。

昨年10月から始まった長期収載品の選定療養では、長期収載品と後発品の最高薬価との差額の25%が患者の自己負担となる。

OTC類似薬の場合、想定されるパターンはいくつかあるが、OTCの価格が参照されることはないだろうと踏んでいる。

なぜならば、国が関与しないOTCのメーカー希望価格を参照価格とすることに問題がある上、あまたある価格情報から1つの参照価格を定めることは公平性に欠けると考えるからだ。




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