溶ける
2025.11.27
昨日、日経電子版に「看護職紹介料に上限要望 川崎など9都県市、厚労省に 医療機関の負担軽減へ」というタイトルの記事があった。
売り手優勢の転職市場では、仲介業者のマージンが高くなる傾向にあり、医師、薬剤師の人材紹介においても同様のことが当てはまる。
そして、転職市場が活発ということは、離職率が高いということであり、紹介料をドブに捨てるような経験をしている医療機関は多いだろう。
かと言って、新卒ばかりに絞っていたのでは経営に必要な専門職を確保することができず、最悪の場合は患者の受け入れを制限しなければならなくなる。
もしかしたら、赤字経営の一要因になっているかもしれない。
臨時の診療報酬引き上げで補填された税金、社会保険料が溶けてなくなることだけは避けて欲しい。
国は動いてくれるだろうか。