令和8年度診療報酬改定論点 ~薬価改定/GE②~

2025.10.31

予算策定の準備で忙しすぎてという言い訳で前置きをしつつ、ひとまずはブレスト用にAIに資料をぶち込んだ。

令和7年度改定時に同様に示された論点とその後の改定内容を基に、令和8年度改定に向けた示された論点からどんな予測ができるのかを、コパ君(CoPilot)に尋ねてみた。

その結果は下記の通り。


令和8年度の論点から予測される改定内容

令和8年度の薬価改定に向けて提示されている論点から、以下のような改定内容が予測されます:

■ 予測される改定内容

  1. 安定供給体制の法制化
    • 安定供給責任者の設置義務化
    • 供給不安報告・在庫報告の法令上の義務化
  2. 製薬企業の構造改革支援
    • 数量シェアの集中化(理想は成分ごとに5社程度)
    • 統合・再編を促すための財政・金融支援策の検討
  3. 薬価制度への企業評価の本格導入
    • 評価指標に基づく薬価帯の設定
    • 評価結果の公表と医療現場での選定支援
  4. 流通改善のさらなる強化
    • 単品単価交渉の徹底
    • 一社流通品の交渉状況の報告義務化
    • 価格交渉代理者へのガイドライン遵守義務
  5. 薬価維持・引き上げの対象拡大
    • 基礎的医薬品の対象拡大(安定供給に資する品目)
    • 不採算品再算定の継続的適用
  6. イノベーション評価の深化
    • 新薬創出加算の制度的定着
    • 小児用医薬品・希少疾患薬の評価強化

補足

令和8年度は、令和7年度の施策の「試行」から「制度化」への移行が中心となる見込みです。特に、安定供給体制の法制化と企業評価制度の本格導入は、薬価制度の大きな転換点となる可能性があります。












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