令和8年度診療報酬改定論点 ~薬剤費自己負担⑤~
2025.10.22
続いて、「使用促進」に分類される薬剤カテゴリーについてだ。
薬剤費低減の目的で引き続き使用促進の風が吹くのは後発医薬品とバイオ後続品だ。
バイオ後続品については、何等か使用促進につながるインセンティブが打たれる可能性もでてきている。
低分子医薬品は、高額なバイオ医薬品と費用対効果の面で比較検討すべきとされており、使用指針のようなものが出てくるかもしれない。
OTC医薬品については、OTC類似薬の保険適用が見直されることで何等かプラスの影響があるかもしれないという程度だが、中立ではないためこちらに仕分けしている。
使用促進
- 後発医薬品
- 後発医薬品を中心とした安定供給の課題を解消
- バイオ後続品
- 先行バイオ医薬品とバイオ後続品の差異
- 低分子医薬品
- 低分子医薬品とバイオ医薬品の差異
- OTC医薬品
- OTC類似薬の保険適用の見直し
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| 第200回社会保障審議会医療保険部会 資料1より |
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| 第200回社会保障審議会医療保険部会 資料1より |

