令和8年度診療報酬改定論点 ~薬剤費自己負担①~
2025.10.18
令和8年度診療報酬改定に向けて、いつも通りの流れで地上戦が始まっている。
10月16日には、社会保障審議会医療保険部会が開催され、「医療保険制度改革について」をテーマに議論があった。
その中心は、薬剤給付の在り方、つまり薬剤費の自己負担に係る内容であった。
ジェネリック医薬品、バイオシミラーを使用促進するためには診療報酬本体において様々な手が打たれてきた。
それに追加して、昨年度、2024年10月からは長期収載品の使用が選定療養に加わり、患者は追加の自己負担を支払うことになった。
令和8年度に向けては、薬剤給付の国庫負担を削減すべく、追加の施策が打ち出される可能性が高く、10月16日の社会保障審議会医療保険部会では方針決定に向けて論点が整理されている。
続く
![]() |
第200回社会保障審議会医療保険部会 資料1より |
![]() | |
|