MRのための財務諸表講座 ~製品の中身④~

2025.09.29

自社製品Aに含まれるものとして、会計的な観点から挙げた要素は3つだ。

原薬、添加物、そして直接の労務費。

もちろん、含まれる要素は他にもたくさんあるが、ここでいったん線引きする。

直接の労務費は費用=コストとして捉えている一方、原薬、添加物はモノであるため、属性を合わせることでより会計っぽさを出していく。

原薬、添加物は合せて原材料費と表現する。

原材料費、直接の労務費の2つは、直接的に製品に掛かる費用=コストであり、MRが自社製品Aの使用促進に取り組み、医薬品卸へと販売されることで、売上の一部としてコストを回収することができる。

裏を替えでば、自社製品Aが売れなければ、製造に投入した原材料費、労務費を回収することができず、事業は立ち行かなくなってしまうのだ。




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