月末に向けた攻防か?

2024.07.04


この見出しには驚いた。

1日の業務が終盤に差し掛かり、時間潰しも兼ねたニュースチェックを始めた矢先だった。

調剤事業との相乗効果を狙ったM&Aではなく、医薬品一本打法からの脱却を意識した取り組みだろうと解釈している。

フランフランを運営する株式会社Francfrancは、1990年7月に福井県今立郡今立町で創業しし、2002年7月ジャスダック上場後、2005年2月の東京証券取引所第二部上場を経て、2006年1月には東京証券取引所第一部上場を果たした。

しかし、その6年後にはMBOによって上場廃止したかと思えば、翌年には株式会社セブン&アイ・ホールディングスとの間で資本業務提携契約を締結している。

その目的として考えられるのは、セブン&アイにとっては顧客基盤の拡大・活性化、オムニチャネル化の推進、商品開発力の強化があったと考えられる。

もう一方のフランフランについては、経営基盤の強化、新規顧客へのアプローチ、ブランド力の向上があったと推察される。

その後の経営がどのように変遷したかは不明だが、私の身の上で言えば、子供が産まれてからテナントに立ち寄ることはほとんどなくなってしまった。

それはさておき、今回の子会社化は同じ資本業務提携しているセブンからの買い入れも含まれており、株主総会の議案に反対するオアシスへのアピールであるようにも受け取られないだろうか。

7月末に向けて、まだまだ動きがありそうだ。




プレスリリース






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