大手中心へ方針転換❓

 2024.07.24

Amazon、ウエルシアと処方薬ネット販売 最大手と陣営(日本経済新聞社、2024年7月22日)

前回とは裏腹に、Amazonとの連携が報じられたウエルシアの株価は、22日曜の株式市場で日経平均が大幅安で始まる中でも一時は4%高に迫る勢いで上昇した。

一方では、個人薬局や小規模チェーンを加盟店として束ねる企業は平均の下落率を下回った。

記事の影響があったかどうかは検証不能だが、大手と個人店を分かつ象徴的なイベントになる可能性があり、調剤報酬改定の恩恵が恨めしくなるところもあることだろう。

(アマゾンジャパン、2024年7月23日)

アマゾンジャパンによるリリースを読むと、対象店舗約は2,500店で、株式会社アインホールディングス、ウエルシアホールディングス株式会社、クオールホールディングス株式会社、株式会社新生堂薬局、中部薬品株式会社、株式会社トモズ、株式会社ファーマみらい、薬樹株式会社、株式会社ユニスマイルの電子処方箋受付可能店が含まれているとのこと。

当初の計画から大きく方針転換されたAmazonファーマシーの様相が具現化したことで、業界再編は加速することだろう。

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