もうかるか否か
2024.06.10
いよいよ調剤業務の一部外部委託がスタートする。
国家戦略特別区域における特区事業の実行までどのようなプロセスが必要なのかいまいち分かりきっていないが、国家戦略特区ウェブサイトに掲載された進捗を振り返ると下記の通りになる。
下記以外に規制改革推進会議の場で数回のプレゼンが行われている。
1月30日 関係省庁等からのヒアリング/提案に関するヒアリング
- 薬剤師の地域における対人業務の強化(薬局における調剤業務の一部外部委託)
5月9日 特例措置創設
- 薬局における調剤業務の一部委託について
- 「厚生労働省関係国家戦略特別区域法第二十六条に規定する政令等規制事業に係る省令の特例に関する措置を定める命令の一部を改正する命令」の公布について(令和6年3月29日 厚生労働省医薬局長通知)
- 実施要領制定通知
- 国家戦略特別区域調剤業務一部委託事業 制度概要
5月29日 国家戦略特別区域会議
6月4日 国家戦略特別区域諮問会議
この一部外部委託を外野が論じるとき、真っ先に話題となるのが「儲かるか否か」である。
調剤報酬自体が対物から対人へという方向が決定づけられ、改定の度毎に報酬が引き下げられている中においてはとても難しい話だと思うがいかがだろうか。