長期収載品の選定療養を考える 〜まずはじめに〜

2024.06.12

長期収載品の選定療養開始まで4ヶ月を切った。

医療機関、薬局ともに、6月施行となった診療報酬改定の対応で大忙しの中、何かしらの対応策打っているところはあるのだろうか。

長期処方の患者応対を考えれば、そろそろ制度説明を始めたい時期に差し掛かっている。

10月に入っていきなり負担が増えますよでは、多くの患者が混乱するに違いない。

6月に自己負担額が変わり、しばらくは毎回この金額かと思っていた矢先、次回の受診時には自己負担額が増えるとなれば、ベタベタだとは分かっていても「聞いてないよ〜」と叫びたくなるだろう。

そんな長期収載品の選定療養について、個人的に興味のある視点から考えていこうと思う。

つづく

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