株式分割と市場の未来
2024.05.14
昨日、ジェネリック医薬品最大手の沢井製薬を子会社に持つサワイグループホールディングスが株式分割を発表した。
2024年9月30日末現在の1株を3株に分割するもので、分割後の発行可能株式総数は43,803,339から232,800,000へと増加する。
しかしながら、同社の株価は昨日の終了時点では前日比155円安の5,645円となった(前日比2.67%ダウン)。
事前に情報を入試した機関投資家がいなかったのか、それとも魅力の低い情報だったのか。
つい先日、同じように株式分割を発表したソフトバンクとは全く異なる値動きだ。
問題は発表後初となる今日の取引きだ。株式分割はもちろんのこと流動性を高めるためのものであるが、ジェネリック医薬品業界の今後を占うためにも健闘をいのるところだ。