【調剤】かかりつけ薬局の現在地(2024.03)

2024.04.04

「患者のための薬局ビジョン」では、2025年までにすべての薬局を「かかりつけ薬局」へとう業界再編のイメージが示された。

その総仕上げも目前となる2024年度改定では、かかりつけ薬剤師からかかりつけ薬局への転換を意識した改定が行われた。

元々、かかりつけ薬局というよりは、かかりつけ薬剤師に重点を置いた政策誘導は、かかりつけ薬局にいる薬剤師は全員がかかりつけ薬剤師であるべきという思想の表れだったのかもしれない。

それはさておき、患者のための薬局ビジョン完遂まで残り1年となった現在、かかりつけ薬局の数はどうなっているのだろうか。

調剤報酬の届出だけでそれを測ることはできないが、その他に参考となる数値が無いため、ここではかかりつけ薬剤師指導料等の届出状況からかかりつけ薬局の現在地を確認していくことにする。

かかりつけ薬剤師のいる薬局は、全体の約62%を占めるまでに増えている。

そして、2024年度改定ではかかりつけ薬剤師の届出自体を施設基準に取り入れた加算がいくつか設けられている。

そのインセンティブによって、かかりつけ薬剤師の届出を更に推し進めたいという、厚生労働省の思惑があからさまなほどに伝わってくる。

残り約4割がどのように反応するのか。

今後の厚生局データで明らかになっていくだろう。

患者のための薬局ビジョンより


厚生局施設基準届出名簿(2024年3月)より


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