まさかの施設基準 ~看護師等遠隔診療補助加算~

2024.03.14

2024年度診療報酬改定では、「へき地診療所等が実施するD to with Nの推進」と称して、看護師等遠隔診療補助加算(50点)が新設される。

同加算は、へき地診療所及びへき地医療拠点病院の医師が、看護師等と一緒にいる患者と情報通信機器を用いて診療(再診)した場合に算定できるものである。

加算の名称だけでなく施設基準を見てみると、いずれにも「看護師」という記載があるのみで、同席するコメディカルの職種が限定されていないのだ。

看護師が対象になるのは明白であるが、それ以外のコメディカル、もしくは介護従事者は含まれるのだろうか。

また、想定されるシチュエーションとしては、公民館などの集会所に看護師等が派遣され、そこに集まった地域の患者を順番に診察していくものがあるだろう。

もしくは、記憶が曖昧だが、どこかのドラッグストアか薬局で、オンライン診療専用のブースを設置しているところがあったような覚えがある。

その場合、看護師等に薬剤師が含まれるとすれば、規模は大きくないかもしれないが新たなビジネスチャンスになるのではないだろうか。




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