全国ワーストの要因分析 その③

2024.02.16

徳島県ワースト1位の要因を探るため、後発医薬品調剤体制加算の届出状況を「調剤基本料」の視点から見てみる。

ここでは、後発医薬品の切替推進が中小よりも大手で進んでいると仮定して、基本料3イ・ロ・ハの割合と、後発医薬品調剤体制加算の届出が相関しているかどうかを検証する。

下図を見てみると、該当基本料の割合は東高西低になっていることが分かる。

後発医薬品調剤体制加算の届出も若干はその傾向を示しているものの、該当基本料の割合が徳島県と同水準に低い県であってもジェネリックの使用率が高いところはいくつもあるのだ。

都道府県別 調剤基本料の届出割合
(2024年1月厚生局データ)


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