カテゴリーキラーかインフラか
2024.02.08
コンビニにまた変革は訪れるのだろうか。
2月6日、KDDIはローソンをTOBし資本業務提携すると発表した。
このTOBによって、ローソンの株主は三菱商事とKDDIの2社となり、両社のノウハウを併せた店舗展開が期待される。
同日、KDDIの高橋誠社長、三菱商事の中西勝也社長、ローソンの竹増貞信社長が開いた記者会見では、「調剤」キーワードが出てきたようだ(出所:2024年2月6日、日経電子版 KDDI社長「未来のコンビニをつくる」)。
スーパー、コンビニという業態の競争に、ドラッグストアがそれぞれのカテゴリーキラーを取り込みながら、猛攻をしかけている。
市場原理が働きづらい調剤というカテゴリーを、コンビニがどのように活かしていくのかは興味深い。
インフラ機能1つに溶け込むのか、それともカテゴリーキラーとして他業態から顧客を取り込む力になるのか。
未来のコンビニはどうなっていくのだろうか。