医療業界についてあれこれ語るブログ(診療報酬、調剤報酬、介護報酬、医療事務、調剤事務、介護事務、医業経営コンサルタント、認知症キャラバン・メイト、認知症サポーター養成、糖尿病療養支援士、ジェネリック、フォーミュラリー、スマートフォン、プログラミング、ITパスポート、ふたご、子育て、トレイルランニング、登山、NewsPicks、TOEIC )
2024.01.11
「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度8月号」を用いて、調剤医療費(億円)、処方薬枚数(万枚)、1枚当たり調剤医療費(円)の推移をまとめてみた。
上図は月次推移、下図は移動年計を示すグラフだ。
コロナ禍の受診抑制で減少した処方箋枚数は完全に回復している。
それに反して、1枚当たり単価は減少しているが、コロナ前までは落ち切っていないようだ。
そのため、調剤医療費は膨らみ続けており、直近の12ヶ月計では最高値となっている。
医療費抑制策がまったく作用していない状況だが、医療費増大はどこまで容認されていくのだろうか。