DgS、混戦の様相へ

2023/12/13

11月最終日、「2023年11月の主な出来事　～M&A関連～」というタイトルでブログを書いた。

長らく停滞していたM&Aが活性化してきたことで、業界再編の

ちなみに、11月29日に発表された「株式会社キリン堂ホールディングスの株式取得（持分法適用会社化）に関するお知らせ」を数値に置き換えてみると、22年度決算ベースではサンドラッグの6,905億円と、キリン堂の1,363億円の合計で8,267億円となる。

この数値は、コスモス薬品の8,135億円を超えて、DgS業界で４番手の位置付けとなる。

つまり、１兆円を超えたウエルシアに、9,000億企業の２社（ツルハ、マツキヨココカラ）、そして8,000億円企業の２社（サンドラッグ・キリン堂、コスモス）が続くことになり、DgS業界は混戦の様相を呈してきたと言っていいだろう。