どうなる安定供給
2023/11/22
いま、来年度に向けて、医薬品の安定供給に関する企業指標の検討が大詰めを迎えている。
先週の金曜、中医協薬価専門部会では、その考え方の案が示された。
一部の企業市場は来年度から試行的に導入され、再来年度の薬価改定に反映されることになりそうだ。
ところで、薬価の引き上げ策には、新薬創出加算や費用対効果評価などがある。
それらの制度がドラッグラグの解消にどれだけ効果を発揮したのかは、評価が分かれるところではないだろうか。
さすれば、この度の企業指標も数年来続く混乱を解決するに至るかどうかに着たいばかりはしてられないだろう。