長期収載品は選定療養に
2023/11/10
昨日開催された社会保障審議会医療保険部会では、薬剤費負担に関するテーマが取り上げられた。
会に先立ち日本経済新聞や毎日新聞では、厚生労働省が方針を固めたとの記事が流れた。
会議前に方針が固まったと報じられてもなお、審議の形をと取らなければならない関係者の心境はいったいどんな状態なのだろうか。
それはさておき、長期収載品の受取りで薬剤費の自己負担が1〜3割以上になるとすれば、医療機関や薬局のみならず、患者サイドにも準備期間、猶予期間が必要になる。
もしかしたら、診療報酬の施行後ろ倒しというのは、新制度の告知期間という意味合いが含まれているのかもしれない。