可能性はゼロではない
2023/07/22
地域支援体制加算が色々と物議を醸している。
某団体からは、調剤基本料による施設基準の相違について異議が申し立てられている。
仮に施設基準が統一されるならばと考えた場合、真っ先に浮かぶのは地域連携薬局のそれだろう。
双方の施設基準は似通っているため、照合してはいないが、地域連携薬局のほぼ全てがは地域支援体制加算を届出しているものと考えている。
ちなみに、5月末の地域支援体制加算は合計で22,199件の届出があり、地域連携薬局の認定は3,777となっている。
2つの数字にはあまりにも大きな差があり、施設基準の統一という発想は極端とも考えられる。
一方で、国の政策に沿うかたちで調剤報酬を設計するのはごくごく自然な流れであり、可能性はゼロではないだろう。