令和6年度調剤報酬改定に向けて考えること その7

2023/06/02

こちらは地域支援体制加算について、2022年6月からの届出件数をまとめたグラフである。

通常であれば4月にまとまって大きな変動があるはずなのだが、一部の厚生局から公表されるデータが1ヶ月遅れになっているため、4~5月の数値を見ることで経過措置満了の影響が分かるということになる。

そこで、3月から5月の変動幅を計算してみると下記のようになった。

単純計算、単純比較はできないものの、加算1・2と加算3・4の差は1,264件であった。

令和6年度改定では、施設基準の引き上げが想定される。それを見越した対策が今から必要だ。


地域支援体制加算1 8,373→6,480(▲1,893)

地域支援体制加算2 13,066→10,676(▲2,390)

地域支援体制加算3 1,369→3,456(2,087)

地域支援体制加算4 655→1,587(932)


加算1+加算2 ▲4,283

加算3+加算4 +3,019




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