令和6年度調剤報酬改定に向けて考えること その6

2023/06/01

令和4年度改定では、地域支援体制加算の在宅実績が引き上げられた。

これによって居宅療養管理指導を含む在宅業務の件数がどのように変化したかを知る公のデータはない(おそらく。どなたかご存知なら教えて欲しい)。

そこで、調剤報酬から関連する点数項目の届出状況について調べてみた。

取り上げたのは4項目で、在宅患者訪問薬剤管理指導料、在宅中心静脈栄養法加算、在宅患者医療用麻薬持続注射、無菌製剤処理加算になる。

下図は、昨年6月を基点として、どれだけ届出件数が伸びたのかを示している。

在宅患者訪問薬剤管理指導料については、調剤基本料に次いで従来から届出率の高い項目であるため、大きな変動はない。

最も伸びが大きかったのは無菌製剤処理加算で、医療ニーズの高い在宅医療に備えようという動きの現れだ。




在宅

無菌製剤処理

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