令和6年度調剤報酬改定に向けて考えること その11
2023/06/15
昨日のブログでも取り上げたが、政府の優先政策と係りのある領域では加算等の新設や増点の可能性が高い。
令和6年度改定で注目すべき点として3つ挙げるとすれば、医療計画、医療DXと、従来から問題視されている多剤・重複投薬になるだろう。
医療計画は令和6年度改定と同じく来年4月からスタートになる。
当然のことながらそれを推進するような施策が必要であり、「連携強化加算」のプラスαがあるかもしれない。
医療DXについては、今年から全国展開が始まった電子処方箋と、3月にガイドラインが発出されたばかりの電子お薬手帳に対する手当があるかどうかが焦点になる。
しかし、加算が付いてからの対応ではもう遅い。
後から付いてくるものとして考え、先を見越した準備が必要だろう。