DgSにおける調剤売上のMAT
2023/05/03
調剤医療費全体(青)とDgSにおける調剤売上(オレンジ)のMATデータをグラフ化してみた。
データの期間は2014年12月から2022年11月までだ。
金額の比較だと分かりづらいため、全体に対するDgSの比率を黄色の折れ線グラフで示している。
何があったのかは不明だが、2019年頃から様子が変わってきた。
調剤医療費全体に対するDgSの存在感が明らかに大きくなっている。
2022年度診療報酬改定では、大手DgSチェーン狙い撃ちのような調剤基本料、地域支援体制加算の改定が行われた。
もしかしたら、下図のような状況激変を察知した厚生労働省がブレーキを掛けようとしたのだろうか。
しかし、その改定以降もDgSの調剤売上は伸び続けている。
調剤報酬のラインロビングは着実に進んでいるのだ。