令和6年度調剤報酬改定に向けて考えること その2

2023/05/25

令和4年度改定で3ハが新設されたことで、300店舗以上のグループはいやおうなしに3ロ・ハの基本料を算定することとなった。



その結果が下図だ。

下図は基本料区分別の軒数割合を示したものだが、2022年3月と6月で基本料3ロ・ハは15.4%増え21.4%となった。

増え続ける調剤基本料1の店舗をけん制した改定であったと考えるが、それでも薬局数は増え続けて下ろい、3ハの割合は昨年6月以降0.8%増加している。

そして、基本料区分1の薬局は依然として全体の70%を占めている。

この動向を厚生労働省はどのように分析するのだろうか。


調剤基本料改定の可能性
  • 基本料点数の引下げ
  • 基本料3イの対象拡大
  • 基本料2の区分増設
  • 特別調剤基本料の引下げ
  • 特別調剤基本料の対象拡大
  • その他

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