令和4年度調剤報酬改定を振り返る その3

2023/05/10

令和4年度調剤報酬改定を振り返る その3だ。

調剤基本料については、薬局の経営効率を踏まえて徐々に引き下げが進められてきた。

しかし、令和4年度改定では300店舗以上の大型チェーンの全店舗を包囲する要件が加わったことで、影響を受けた法人は収益率の改善を余儀なくされたはずだ。

そして、経営効率を高めるにはオーガニックな新店オープンに加えて、M&Aも視野に入ってくる。

また、経営効率化の焦点は店舗数だけでなく、加算算定の強化や、集患・増患につながる取り組みの強化につながる。

そうすることで、自然と業界再編は加速することになり、コロナ禍を経て薬局業界の環境は大きく変化していると考えている。


つづく・・・

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