1兆円企業の新中計

2023/04/14

ウエルシアホールディングスが2026年2月期に調剤売上比率25%、調剤併設率80%を目指す3ヵ年の新中期経営計画を発表した。 

発表の数値を基に電卓をはじき、皮算用を行ってみた。下線部分は皮算用の数値で、同社発表の数値ではない。 

2023年度2月期実績 
全体売上 11,442億円 
調剤売上 2,281億円(19.9%) 
全店舗数 2,751 
調剤店舗 2,019(化粧品専門店49店舗を除き、調剤併設率74,7%) 

2026年2月期計画 
全体売上 15,000億円 
調剤売上 3,750億円(25%) 
全店舗数 2,970 
調剤店舗 2,226(化粧品専門店49店舗を除き、調剤併設率80.0%で試算) 

※メモ※ 
調剤店舗数は直近の出店傾向を見る限り難しい数値ではないが、2024年2月期計画値には2,182店舗(併設率78.5%)とあり、3ヵ年の早い時期に目標をクリアする見通しが高い。 
調剤医療費 77,985億円(2022年度11月時点MAT)をベースに試算すると、ウエルシアのシェアは2.9から4.8%にアップする。いよいよ上位集約が本格化してくる予感がする。 
2023年2月期実績 2,281億円÷2,019店舗=1.1億円/年/店
2026年2月期計画 3,750億円÷2,226店舗=1.3億円/年/店 

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