DgSチェーンの調剤売上・比率推移の分析(2014年1月~2022年7月)

2023/03/10

厚生局で毎月更新されている「保険医療機関・保険薬局一覧表」を集計していると、DgSチェーンによる新規開設が著しいことに気付かされる。

軒数の増加は調剤医療費におけるシェア構造に影響を及ぼしているかもしれないと思い、調剤医療費の推移、ドラッグストアの全体売上、調剤部門売上を用いて分析してみた。

用いたデータは、厚生労働省の「調剤医療費の動向調査」と、経済産業省の「商業動態統計 」だ。

グラフから明らかなのは、ピンクとピンクの折れ線が増加していることだ。

DgSの調剤売上が増加しているは確かなのだが、それが店舗数の増加によるものなのか、処方箋がDgSに集約されはじめているのかは分からない。

大手チェーンの決算データから傾向を掴むことはできるだろうが、ここでは一旦グラフの分析に留まることにする。

DgSにおける調剤売上比率も増加傾向にあるが、その値は10%未満であり、お手本となった米国式DgSチェーンのそれとは大きくかけ離れているのが現状だ。

日本国内では処方箋を扱わないDgSが依然として多いことが要因ではあるが、今後どのような推移を見せるか、引き続き注目していきたい。

期間  :2014年1月~2022年7月(単月推移)

左軸:百万円
  • 青   :調剤医療費全体
  • オレンジ:DgSの調剤部門売上
右軸(%)
  • ピンク :調剤医療費全体に対するDgSの比率(%)
  • 黄色  :DgS全売上に対するの調剤売上比率(%)


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