薬価差益論争、再勃発🔥①

2023/03/23

薬価差益論争が再勃発している。

3月17日に開催された「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」では、医薬品のライフサイクルにおける課題として「薬価差」が一つの阻害要因といして議論が起こり、紛糾したようだ(下図参照)。

そして、今回の薬価差益論争のターゲットは薬局に定められた。

薬価差益確保による薬漬け医療が問題視され院内処方の大部分が院外処方へと移ったはいいが、薬価差益が存在する限り院内から薬局へとそれが移るだけであることは考えるまでもない。

これもまた対物から対人への転換に必要な過程だとすれば、今後のの議論は薬局における調剤売上の構成を大きく揺るがすほどの威力があるだろう。

医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会資料より(2023年3月17日開催分)


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