薬局の軒数推移、マイナストレンド入りか!?

2023/03/14

厚生局から3月現在の指定リストが出揃ったので、薬局数の推移を集計した。

まずは全国の状況からだが、ここ最近の集計で初めて減少に転じたことが分かった。

これが今後のトレンドとして続くとは考えづらいが、ラインロビングによって他業態から売上を奪うことが難しい調剤薬局に何らかの地殻変動が起きている可能性がある。

直近の動きを見てみると、12月あたりから伸びが鈍化し、61,103(12月)→ 61,121(1月)→61,122(2月)ときて、3月には前月比で6軒減少し61,116となった。

当然のことながら、都道府県によっては増減の差があり、全国的なトレンドではない。

昨年6月を基点とした推移では、3月現在の上昇率トップは石川県で、群馬県、大阪府と順に続く。

逆に減少幅が大きいのは、徳島県、山形県、高知県であった。

来月以降も引き続き状況を確認していく。

6月を基点にした薬局数推移

厚生局データに基づく薬局軒数


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