電子処方箋に対応している医療機関・薬局の登録件数と推移(2023.02.26現在)
2023/03/05
電子処方箋に対応している医療機関・薬局について2月26日現在の登録件数が公表されたので、それを基に推移を集計した。
歯科では前回から7件の減少があった。レセコン、電子カルテとの連携がいまくいかなかったのだろうか。
医科についてはクリニックの登録件数が若干増えたものの、病院は無風だった。やはり、システム改修に相当な時間とコストが掛るのだろう。
薬局は68件の増加があり、合計登録件数は700となった。全体の件数増加に伴い、0件の県は減ってきており、26日現在では福井、鳥取、島根、岡山、高知、宮崎の6県が残ることになった。
秋ごろにはリフィル電子処方箋も運用スタートすると聞いている。
患者の利便性という視点だけでなく、医療機関、薬局のシステム整備は労働集約型の医療業界を支える基盤になるのだ。