秋の学会へ向けて
2023/02/27
秋の学会発表を目指し、4月上旬の演題申込みに向けて準備を進めている。
今回も薬局関連のデータ分析で研究を進めようと考えており、今は参考図書を読み漁っているところだ。
その一つとして注目しているのが小売業の歴史と今後の展開というテーマで、関連する書籍を図書館から大量に借りてきた。
その中の一つに「小売業成功の8割は立地で決まる」という記載を見つけた。
薬局も小売業の一業種であり、立地依存のビジネスだと言える。
そのビジネスが門前からかかりつけへと、立地に依存しない勝負を行政から強いられている。
薬局事業者は機能強化へと投資を進めるが、立地のメリットは患者自身も認識しているところであり、行政の思惑ほど処方箋は地域へと分散していない。
物理的な立地ではないECによって競争が激化した小売業と同様に、オンライン、プラットフォームによって変わるしかないということなのだろうか。
それとも、そもそもの無理難題を行政から押し付けられているのか。
いろいろと考えさせられる。