異業種による保険薬局開設状況

2023/02/09

ローソン薬局における実証実験のリリースをきっかけに、他の異業種による保険薬局ビジネスへの参入状況を調べてみた。

今回はあくまでも、直営店舗として開設されている店舗に絞った。

まず、株式会社ローソンを開設者とする保険薬局は2店舗で、ローソン薬局荏原町駅前店、ローソンホーム薬局西蒲田店がある。

その1つ、ローソン薬局荏原町駅前店では、処方薬と食品や雑貨との一括宅配を実証実験中である。

結果次第では、もう1つの直営店舗や、他企業とのフランチャイズ店舗へと展開されることだろう。

ちなみに、他の大手コンビニチェーン、セブンイレブン、ファミリーマートによる直営店舗は無かった。

次に私が見つけたのは、楽天グループ株式会社が開設している楽天薬局(東京都世田谷区)だ。

どれほど利用者がいるかは不明だが、同店舗のホームページを見ると、オンライン服薬指導に力を入れていることが分かる。

電子処方箋の全国展開とともに、同社の保険薬局と関連ビジネスがどのように展開するのか、当面の関心事である。

最期に、アマゾンジャパンの状況も確認したが、今のところ保険薬局の開設は無かった。

OTC通販用の店舗はあるものの、保険調剤機能は無い。

電子処方箋プラットフォームの動向併せて、やはり今後の展開が気になるところだ。

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