好採算の調剤事業に思ふこと

2023/01/11

ウエルシアホールディングスは10日、2022年3~11月期の連結決算を発表した。

売上高は845,986百万円(前年同期比111.8%)、営業利益は31,468百万円(前年同期比105.5%)で増収増益という好決算結果である。ちなみに、営業利益率は3.72%であった。

同日夕刻の日本経済新聞の記事を見ると、「好採算の調剤事業も伸びた」との一文があり、調剤事業もまだまだ安泰なのかという考えが浮かんだ。

これはチェーンドラッグ特有の事由なのか、はたまた業界全体として厳しい厳しいとは言っても、まだまだ余裕のある事業なのか。それとも、日本経済新聞の単なる時代錯誤のコメントなのか。

300店舗以上の調剤薬局に対しては、令和4年度改定で調剤基本料の大幅な引き下げがあった。

次期診療報酬に向けては、医療経済実態調査が実施される。大手の損益率にどのような変化が出るのか、大変気になるポイントだ。

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