【調剤】2024年度改定をどう考えるか

2022/01/05

2022年度診療報酬改定が施行されてから9ヶ月が経過した。

新制度への対応は道半ばというところであるが、この年明けからは次期改定に向けた検討が少しずつ進んでいく。

前回改定では、地域支援体制加算に経過措置が設けられたことを振り返ると、改定直前の3月時点における同加算の届出有無が極めて重要であったことは言うまでもない。

4月からは地域支援体制加算届出薬局へ時限的な加算上乗せがあり、同加算は引き続き薬局施策の中心となることは間違いないだろう。

2024年度改定は、2025年を迎えるに当たって最後の診療報酬改定である。

言い換えれば、地域包括ケアシステム構築へ向けた掲げられた「患者のための薬局ビジョン」の最終判定に入る前の最後の改定となる。

既存点数項目を用いてテコ入れをするのか、それとも連携強化加算に続く露骨な政策誘導に走るのか。

【調剤】については報酬体系が見直されてから初の改定でもあり、厚労省のネクストビジョンに注目だ。








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