卵が先か、鶏が先か
2022/12/25
電子処方箋スタートは待ったなしだ。
12月23日に実施されたオンライン説明会では、オンライン資格確認の運用を開始している施設のうち7割を超えるところが電子処方箋導入の意思を示しているとのことであった。
薬局に限ると、この割合が9割に跳ね上がる。卵が先か鶏が先なのかという話になるが、受け手の多くは準備を進める意思があるという事実については、厚労省も一安心だろう。
電子処方箋が発行されても、受け手がなければ困るのは患者だ。受け手の体制さえ整備されれば、あとは医療機関をつつくことに集中すればいい。
1月中旬には導入予定の医療機関リストも公開される予定とのこと。旧国立系や、いわゆる官公立系がやはりメインになるのだろうか。近隣の医療機関が対応予定としってから準備を始めるのでは遅い。
説明会の動画はアーカイブもある。倍速で構わないので、見ることをお勧めする