これは偶然の連関か?
2022/12/09
12月7日の日本経済新聞朝刊に「エムスリー系、遠隔診療医師仲介」というタイトルの記事が載った。
エムスリーキャリアが、自治体向けにオンライン診療に特化した医師を紹介、仲介するサービスとのことであるが、同社のホームページを見ても、その詳細は不明である。本体であるエムスリーの方を見てみても、関連するリリースが見当たらない。
いろいろ調べると前日(12月6日)の電子版で「エムスリー系、遠隔診療の医師仲介 地域医療逼迫に備え」というタイトルの記事があり、そこでは詳細な内容が報じられていた。
なぜ翌日の朝刊で内容が縮小したのかは不明であるが、その記事を目にした後に、昨日のブログ「ビデオ通話とオンライン診療」を書いたため、頭の中で点と点がつなっがような錯覚になった。
公民館等を活用して住民のオンライン診療を検討する自治体にとっては、当然のことながら対応する医師の確保が必須となる。
厚労省のイメージとして、地域事情的に医療機関への通院が困難なケースを想定していることを考えると、医師の確保は容易ではないだろう。
だとすれば、エムスリーキャリアの遠隔診療医師仲介サービスは、規制改革推進会議、厚生労働省のニーズに合致する。
11月28日「規制改革会議・医療・介護・感染症対策WG」、12月5日「社会保障審議会・医療部会」、そして12月6、7日のエムスリーキャリアの記事。
こんな偶然があるのだろうか。