Amazon参入の業界は犠牲者なのか、お客様の不利益なのか

2022/12/20

(幻冬舎GOLD ONLINE、2022年12月18日)

センセーショナルなタイトルで始まるこの記事を書いたのは「ロボット薬局」の社長が代名詞の渡部正之氏だ。

記事の内容について詳しくはリンク元を参照して欲しいが、端的に表現するならばAmazonの日本市場参入で大きな影響を受けた書店をなぞらえて、薬局業界の行く末を憂慮したものになっている。

多くの消費者が、書籍の購入場所として書店よりもAmazonを選択したのには理由がある。ロングテールで表現された豊富な商品ラインナップ、膨大な在庫から1冊を探り当てる検索性、Primeサービス開始前でも迅速に手元に届く配送網をみすみす捨てる消費者などいるはずがない。

Amazonは「地球上で最もお客様を大切にする企業」というミッションの下で、忠実にそれを実現している。

裏を返せば、従来の書店にはお客様にとって不利益があり、お客様自身がそれを感じていたということになる。

どの業界も、お客様の不利益の逆に真摯に向き合うことが成功への近道ということだろう。

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