【調剤】後発医薬品調剤体制加算の届出状況(2022年12月)
2022/12/28
各厚生局から12月1日現在(一部は11月1日)における施設基準届出名簿が公表された。それを基に、「後発医薬品調剤体制加算」の届出状況を集計した。
ちなみに昨日のことだが、日本ジェネリック製薬協会から「令和4年度第2四半期(令和 4 年 7 月~同9月)のジェネリック医薬品の数量シェア分析結果(速報値)」が公表されている。
それによれば、 最新の数量シェアは80.3%で、第1四半期から0.5ポイント上昇している。
後発医薬品の供給不足が叫ばれてからというもの一向に解決の兆しが見えないと聞いているが、それでもなおジェネリック医薬品の数量シェアが上昇し続けるのはなぜだろうか。
変更できるものは片っ端から切替えている成果だろうか。だとすれば、ジェネリック医薬品の供給が正常化した暁には、全国平均90%も夢ではないということになる。
日本ジェネリック製薬協会のデータと合致するものではないが、後発医薬品調剤体制加算3の施設基準をクリアする薬局は増えており、全体の底上げに貢献している可能性がある。
こういったとき、NDBオープンデータがタイムリーに公開されていれば、もう少し精緻な分析ができるのだが、それは現時点では叶わない。