摩訶不思議な検討会

2022/10/24

9月22日から仕切り直しで再スタートした「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」が、10月21日の論点整理を経て、次のステージへ進む。

論点整理に向けた検討会の中では、「薬価差」の是非、そしてそれにまつわる「薬価改定」や「調整幅」のあり方自体について数多くの意見が出た。

総じて言えるのは、現行制度には欠点があり、それが日本の医薬品制度、供給システムの構造的問題を引き起こしている中心的な役割になっているということだ。

今後の議論を経て、それら問題の構造的欠陥が改善されることを祈るばかりだ。

ところで、この欠陥満載の薬価制度は、9月に予定通り薬価調査が行われ、その結果に基づき来年4月には薬価改定が施行される見込みだ。

一般常識に照らし合わせれば、リコール対象の自動車が修理されずに走り続けることが容認されているようなものではないか。検討会でその矛盾点を指摘する意見が挙がらないのも不思議でならない。

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