昨日は各種医療統計が公表されています

 2022/09/17

連休前だからだろうか。

昨日は、厚生労働省からの発表が多い日となった。

令和3年度の「医薬品販売制度実態把握調査」の結果や「令和4年版厚生労働白書」に加えて、いくつかの重要な統計資料も公表されている。

統計資料として公表されたものは、「令和3年(2021)人口動態統計(確定数)の概況」「令和3年度 医療費の動向」「令和3年度 医科医療費(電算処理分)の動向」「令和3年度 調剤医療費(電算処理分)の動向」などである。

いずれも令和3年度集計分となるため、経営、事業戦略上のベンチマークとなり得るだろう。

例えば、調剤医療費の動向を見ると、「令和3年度の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同様。)は 7 兆 7,059 億円(伸び率+2.8%)であり、処方箋 1 枚当たり調剤医療費は9,648 円(伸び率▲2.0%)であった」との記載がある。

調剤医療費は全体として伸びてはいるものの、処方箋1枚当たりの単価は落ちる傾向にある。

自局で受ける処方箋単価平均と比べるとどうだろう。

患者数、枚数を増やさなければ、いずれどこかで行き詰る。

厚生局の施設基準届出状況以外にも、いろいろなデータを用いた分析ができるよう努力していきたい。

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