【医科】急性期充実体制加算の届出状況(6 ~8月)
2022/09/05
”敷地内薬局封じ”で話題となった「急性期充実体制加算」の届出状況をまとめてみた。
敷地内薬局さえなければ、大方の急性期病院で算定できるのかと言えばそうではない。それ以外にもハードルの高い施設基準が多くあり、容易に届出できる加算ではない。
6月からの推移を見てみたところ、東京都の届出件数が減っている。施設の詳細を確認すると、いくつかの病院が届出を取り下げていた。
その取り下げは敷地内薬局の有無とは関係なく、別の施設基準を満たすことができなくなったことが要因と考えられる。
業界紙によると、敷地内薬局の契約を延長しない病院も出始めた。その病院では、その他の施設基準達成に向けて準備が進んでいるのだろうか。
来年以降の届出状況を注視したい。