AMAZON PHARMACY日本版の可能性を考える⑨

 2022/09/26


Amazonによる電子処方箋受付から処方薬配送のプラットフォーム提供の報道を機に、改めてAmazonのサービスについて確認してみると、驚くほど同事業への親和性が高いことが分かった。

オンライン診療、オンライン服薬指導、投薬後フォローにおいては、スマートスピーカー Amazon Echo Show10がある。

Echo Show10では、ビデオ通話が可能である上、相手先からの呼びかけ機能もあるため、服薬状況の確認や投薬後のフォローができるだろう(参考:YoutubeAmazon Echo Show 10「祖父母編」)。

オンライン服薬指導後の薬剤配送という点においては、ネットショッピングで培われた配送網がある上、「Amazon Hub」という受け取りボックスが様々な店に設置されている。

ドラッグストアもその一つなのだが、A薬局でオンライン服薬指導を受けた後の薬剤を、BドラッグストアのAmazon Hubで受け取るという皮肉なシーンが出てくる可能性もあるだろう。

つづく・・・

「電子処方箋の運用ガイドライン(第2.1版)」より筆者作図
(赤枠はAmazonPhamacyプラットフォームの関連が想定されるパート)


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