電子処方箋のモデル事業を実施する４地域

 2022/08/20

いよいよ来年１月から電子処方箋の運用が開始される。まだまだ分からないことだらけの電子処方箋ということで、運用プロセスの検証や課題整理等を行うため、この10月からモデル事業が実施される。

先行導入地域としては全国から以下の４地域が選定され、そこにある医療機関と薬局が全国に先駆けて電子処方箋を導入、運用することとなる。

・山形県酒田地域　　 

・福島県須賀川地域

・千葉県旭地域　　

・広島県安佐地域

参考：厚生労働省発表資料（2022年8月19日）

ちなみに、このモデル事業の実施期間は10月からの１年間だ。電子処方箋の運用が正式スタートしてからも９ヶ月間継続することになる。

ということは、当局は１月からは本格的な運用が全国的に広まらないという腹積もりなのだろうか。そんなことを邪推してしますが、考えすぎだろうか。