カルテからの次策を邪推
2022/08/31
厚生労働省医政局が提示した2023年度予算概算要求を眺めていてとあるキーワードが目に留まった。
「ジェネリックカルテ」
どうやら政府は骨太の方針2021で掲げた「2023年度末までに全都道府県で80%以上の数量シェア」とした後発医薬品使用促進策として「ジェネリックカルテ」を採用するつもりのようだ。
「ジェネリックカルテ」は、協会けんぽがジェネリック医薬品の効果的な使用促進を目的とし、支部毎の使用促進に係る要因を「見える化」するためのツールとして作成したものだ。
つまり、協会けんぽの医療費削減スキームが、全国展開のモデルになったということになる。
次はフォーミュラリーか? そろそろ、そんな邪推もしたくなる。